« 超・怖い話体験談、その15 | トップページ | 超・怖い話体験談、その17 »

超・怖い話体験談、その16

怪奇まんだらを書いている頃。
オレは仕事中はいつもうであてをしていた。
役場の職員がうでにつけてる、あれである。
オレは、青色とか、紫色とかピンク色とか、カラフルなうであてを使っていたんだけどね。
そのうであては、使ってない時には、いすの背も垂れにかけておいておく。
で、前の日にいつものようにいすにうであてをかけておいて、その日も仕事場にやって来た。
仕事をしようと、うであてを手に取ると。
じめ〜っと濡れていた。
水をきりふきでかけたように濡れていた。
奥さんは湿気でやられたんじゃ?と言ったけど。
すぐそばにあった原稿用紙はしけていなかった。
濡れていたのはうであてだけだった。
何だろう。気持ち悪いなあ、と思って、そのうであては捨てた。
その次の日。
新しいうであてをいつものように、いすにかけて外出した。
しばらくして帰って来て、うであてを手に取ると。
うであてのひじの方のゴムがビローンと伸びきっていた。
ゴムが切れているんじゃなくて、完全に伸びていた。
なぜ伸びきってしまったのか?
謎だった。
気持ち悪い。
これは何かある、と思って、奥さんと二人でお祓いに行った。
これでもう大丈夫だろう。
安心して仕事をした。
お祓いをして4日後。
深夜に一人で仕事をしていたら。
かちり。と音がして。
ブーン。カタカタカタ。と音がした。
何だ何だと仕事場を見回した。
奥さんが使っている机の上にあるノートパソコンが起動していた。
手もふれていないのに、勝手に動き始めた。
誰が起動したのだ?
オレはパソコンが使えないから、慌てて自宅の奥さんに電話した。
奥さんにパソコンを止めてもらった。
しかし、お祓いしたのになぜ?
やはり心霊まんがを書いていたからだろうか?
わからないままだった。

|

« 超・怖い話体験談、その15 | トップページ | 超・怖い話体験談、その17 »

不思議」カテゴリの記事