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超・怖い話体験談、その13

仕事場を引っ越した。
Sマンションという5階建ての5階の部屋だ。
そこで、一人で心霊探偵というまんがのネームをやっている時の事。
その日もいつものように、お話を作っていた。
心霊物だ。
かなり怖い話を作っていた。
だから、てわけでもないけど、夜中の12時にはいつも仕事場から自宅に帰る事にしていた。
12時になって、オレは、3つある部屋の窓の戸締まりをした。
これは毎日恒例の儀式みたいなものだ。
仕事場、その隣の食事をしたりする部屋、と戸締まりして、最後にアシスタントの寝室の戸締まりをした。
サッシの窓の鍵がかかっている事を指差し確認している時。
上からドスンという音がした。
かなり大きな音だった。
部屋が揺れたような気がした。
な、何だ?とびっくりして天井を見上げた。その音は上の階で、人が高い所から飛び降りた時のような、天井に響いた音だった。
こんな真夜中に飛び降りたりするとは、なんて迷惑なヤツだ、と思った。
が、はっと気が付いた。
その仕事場は最上階だった。
上に部屋なんかない。
鉄筋コンクリートの屋上があるだけ。
そこで飛び跳ねたって、下に音は響かないだろう。
しかも、立ち入り禁止になっていて、屋上には出られないはず。
そこで飛び跳ねた?
飛び降りた?
どこから?
誰が?
ぞ〜っとした。
まさか、泥棒という事もないだろうが。
気になったから、その後1時間ほどその部屋で様子を見ていたんだけれど、何事もなかった。
かなりでかい音がしたんだけど、一体何の音だったのだろう。
謎の音だった。
音だけがするのって、めちゃくちゃ怖い。

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