不思議

恐怖映像

スパモクで、恐怖映像のスペシャルをやったので、見た。
いや〜、怖い映像のてんこ盛りだった。
中には、これは作りじゃ?ってのもあったけど。
本当の本物の心霊映像は、ぞ〜っとする。
これから夏だから、恐怖心霊スペシャルが多くなるだろうなあ。
楽しみ〜。
自分は怖い目に会いたくないけど、怖い映像は大好きだったり。

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怪奇体験

昨日の深夜から明け方にかけて、奥さんが体験した事なんだ。
オレが仕事をしていたら、奥さんがトイレに起きてきて、また寝に寝室に戻って行ってすぐくらい。
怖かった〜と奥さんが上の階から降りて来た。
どうしたの?と訊いたら。
「背中に誰かがピターと張り付いた」
と言った。
まだ眠りに落ちてなかったから夢じゃないと言った。
横を向いて寝てたら、誰かが背中に張り付いたらしい。
見に行ったけれど、何かいるような感じはなかった。
で、奥さんはまたふとんに入って眠る体勢に入った。
オレはまた仕事をしていた。
すぐに奥さんが降りて来た。
どうしたの?と訊いたら。
頭の中に変なイメージが入って来たと言う。
自分は病院のベッドの上にいて、医者が枕元で、わああああとわめいている。
それがとても怖い。と言った。
誰かの意識が入って来たみたいだと言う。
昼間奥さんは病院に行って来たから、その時何か拾って来てしまったのだろうか?
奥さんが病院から帰って来て、休んでいたら、階段や、上の階がぱきーんとか、ぴしぃとか鳴っていたらしい。
久しぶりに怖いめにあったと奥さんは言った。

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超・怖い話体験談、その17

仕事場と自宅を一緒にして、何回か引っ越した。
そして、今住んでいる家で。
風呂の排水口をそうじした、その次の日。
わさ〜と長い髪の毛が数本、排水口のふたの下の網に引っ掛かっていた。
奥さんにシャワーを使った?と訊いたら、使ってないと言う。
もちろんオレも使っていない。
それなのに、髪の毛があった。
なぜ?
不思議だ。
1回だけなら気のせいかもと思うんだけど、それが1回や2回じゃない。
よく引っ掛かっている。
ある時は、ふたの下にかまどうまがいた。
どこから入って来たのだろう?
かなりでかいかまどうまだった。
ふたにそんな大きなかまどうまが入るすき間なんかないのに。
気持ち悪い。
つかまえて外に放した。
また。
3階で寝ていると、下の階で、足音がする。
確実に歩いている音がした。
奥さんもオレも3階にいるから、足音なんかするわけがない。
気になって下の階を覗きに行くが、もちろん誰もいない。
この足音も、よく聞こえる。
気持ち悪い。
つい数日前も。
奥さんが用事があり外出した日。
オレは朝方に寝て、昼頃ぼんやりと目を覚ました。
まだ起きる時間には早いのに、目が覚めるなんて、と思って寝直そうとした時。
階段を登って来る足音が聞こえた。
奥さんが帰って来たのかな?と思ったが、玄関の鍵を開ける音はしなかった。
ドアが開く音もしなかった。
それに奥さんは夕方までは帰ってこないはず。
それなのに、階段を上がる足音が聞こえた。
誰だ?誰が階段を登って来るんだ?
慌てて階段を降りて下の階や、階段を見た。
しかし、誰もいない。
当たり前だ。
じゃあ誰の足音だろう?
この階段を上がる足音もよく聞こえる。
もしかして、隣の家の音が聞こえているのだろうか?
しかし、確実に家の中から聞こえてくる。
う〜ん、謎だ。
家のあちこちに盛り塩をしたけど効果なしって感じ。
…という所で。
長々と書いてきた怪談はここまで。
最近はあまり怖い事が起こらなくなった。
助かる〜。
なければないでいいもんね。怖い事。
怪談はまた何かあったら、という事で、一休み。
楽しんでもらえたかな?

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超・怖い話体験談、その16

怪奇まんだらを書いている頃。
オレは仕事中はいつもうであてをしていた。
役場の職員がうでにつけてる、あれである。
オレは、青色とか、紫色とかピンク色とか、カラフルなうであてを使っていたんだけどね。
そのうであては、使ってない時には、いすの背も垂れにかけておいておく。
で、前の日にいつものようにいすにうであてをかけておいて、その日も仕事場にやって来た。
仕事をしようと、うであてを手に取ると。
じめ〜っと濡れていた。
水をきりふきでかけたように濡れていた。
奥さんは湿気でやられたんじゃ?と言ったけど。
すぐそばにあった原稿用紙はしけていなかった。
濡れていたのはうであてだけだった。
何だろう。気持ち悪いなあ、と思って、そのうであては捨てた。
その次の日。
新しいうであてをいつものように、いすにかけて外出した。
しばらくして帰って来て、うであてを手に取ると。
うであてのひじの方のゴムがビローンと伸びきっていた。
ゴムが切れているんじゃなくて、完全に伸びていた。
なぜ伸びきってしまったのか?
謎だった。
気持ち悪い。
これは何かある、と思って、奥さんと二人でお祓いに行った。
これでもう大丈夫だろう。
安心して仕事をした。
お祓いをして4日後。
深夜に一人で仕事をしていたら。
かちり。と音がして。
ブーン。カタカタカタ。と音がした。
何だ何だと仕事場を見回した。
奥さんが使っている机の上にあるノートパソコンが起動していた。
手もふれていないのに、勝手に動き始めた。
誰が起動したのだ?
オレはパソコンが使えないから、慌てて自宅の奥さんに電話した。
奥さんにパソコンを止めてもらった。
しかし、お祓いしたのになぜ?
やはり心霊まんがを書いていたからだろうか?
わからないままだった。

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超・怖い話体験談、その15

怪奇まんだらという怪談まんがを書いていた時の事。
その日は、第2話の下書きをしていた。
クライマックスの見開きの怖いページを書こうとして、ネーム(まんがの設計図みたいな、簡単な絵で書いた物)を見たら。
そのネーム、見開きページの真ん中よりちょっと左寄りに霊の顔を大きく書いていたんだけど、その霊の顔の所に。
真っ黄色のしみがついていた。
直径10センチくらいのしみが丸くついていた。
何だこれ?
ネームをやっている時にはついてはいなかったから、ネームが終わってから下書きに入るまでの間についたのだろう。
においはないし、ただ黄色いだけだから、まあいいか、と下書きを続けた。
下書きを全部終え、頭からペン入れをして、見開きページのペン入れまで終わらせた。
そこで、ふと黄色いしみのついたネームの事を思い出した。
ネームを引っ張り出して見たら。
「しみが消えてる!」
うそだろ。
あんなにくっきりついた黄色いしみがきれいさっぱり消えていた。
変だな、おかしいなあ。と思いながらも、いいか、とネームは片付けた。
で、ペン入れが完成した原稿は、使ってない机の上に乗せて、一番上に見開きページを乗せた。
そのままペン入れを続け、寝る時間になったから仕事を切り上げた。
寝る前に原稿のチェックだけして、書き忘れがないか、見ておこうと見開きページに目をやったら。
水たまりが原稿の上に出来ていた。
ぎゃー。うそー。
青くなった。
見開きページの真ん中より左寄りに書いた霊の顔の上に直径10センチくらいの水が乗っていた。
本当に乗っているって感じだ。
水滴が山盛りになっている感じだ。
しかもそこは、ネームの黄色いしみのついた場所。
あわてて、水を拭き取った。
なんとか書き直しにはならなかったけど。
紙がべこべこになってしまった。
なぜ水が?
しかも、ネームのしみと同じ場所に。
ぞ〜っとしながら上を見た。
クーラーが動いていた。
そうか、クーラーから水が落ちたのか。
クーラーを拭いた。
水滴がついていたから、多分原因はこれだろうと納得した。
が、そんな大量の水って落ちるのか?
その後も水が落ちるといけないと思い、毎日クーラーをチェックしていたんだけど。
あの日以外は水は落ちなかった。
たった1回、見開きページの原稿の上に。
ネームのしみと同じ場所に。同じ大きさで。
水たまりのように大量の水が。
落ちた。
どういう事だろう。
ちょっと怖くなった。
もちろん怪奇まんだらのコミックス1巻に第2話は収録されている。
原稿はべこべこだけど、印刷されたらそのべこべこはわからなくなったから良かったけどね。
でも誰かの持っている本のその見開きページにしみがついていたら…。
まだそんな話は聞かないけど。

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超・怖い話体験談、その14

まんがのネタが鬼とか霊とかだったりすると、T不動尊にお祓いに行く。
担当さんと一緒だったり、アニメスタッフと一緒だったり。
その何回めかのお祓いにT不動尊に行った時の事。
奥さんと二人でお祓いをしてもらった後。
お堂の奥の宝物殿で展示をしていたので、見て行こうということになった。
お金を払って、宝物殿に入った。
仏像やらかけじくやらがある。
矢印どおりに進んで行く。
と、裏の方に入って行く扉の方に矢印が向いていた。
ここ入って行くんだろうか?
二人でちょっとためらった後、そこから奥に入って行った。
細長い廊下になっていて、ろうそくが灯っている。
何だろう、たんなる廊下?
と思いながらオレは歩いていたら、奥さんが何ここ?と言った。
壁際にぎっしりと。
「位牌がならんでる」
大小様々の位牌が10メートルくらいの廊下の壁際にぎっしりと並んでいた。
うわっ、気持ち悪い。
早足で抜けようと歩いて行くと、後ろで奥さんが悲鳴を上げた。
どうしたの?と駆け寄ると。
「今地震なかった?」
と言う。
なかったけど、と言うと、
「今、雷が落ちたみたいな音がして揺れた」
と奥さんが言った。
ズガガンとすごい音がして、ぐらぐらと揺れて、ドーンと肩が重くなったと言った。
何だか気持ち悪いなあ、と言ってそそくさと宝物殿から出た。
その日からしばらく奥さんは肩が重い、と言っていた。
それと同時に、自宅のマンションの廊下に女の人が立っているのが見える、と言った。
オレには見えないけど、何となく嫌な気配は感じる。
ある雑誌の霊能力者の相談コーナーに送ってみようか、と奥さんは手紙を出した。
もし本物の霊が見えてるなら、返事が来るよ、とあまり期待せずに出した。
そうしたら、返事が来た。
そして、視に来てくれた。
その霊能力者さんは、不動尊で何かが乗っかったんだね、と言った。
それが作用していると言う。
供養してもらう事になった。
その後、奥さんは廊下で女の人を見なくなった。
しかし、あの位牌がぎっしりと並んだ廊下は何だったんだろう。
本当に通路だったのだろうか?
それとも、呼ばれたのだろうか?
わからないままだった。
お寺とかお墓とか、気を付けないと、何かが乗っかって来るかもよ。
そういえば、奥さんはぶらぶらと目的もなく散歩していると、必ずお墓にでくわすのだそうだ。
呼ばれやすいのかもしれない。

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超・怖い話体験談、その13

仕事場を引っ越した。
Sマンションという5階建ての5階の部屋だ。
そこで、一人で心霊探偵というまんがのネームをやっている時の事。
その日もいつものように、お話を作っていた。
心霊物だ。
かなり怖い話を作っていた。
だから、てわけでもないけど、夜中の12時にはいつも仕事場から自宅に帰る事にしていた。
12時になって、オレは、3つある部屋の窓の戸締まりをした。
これは毎日恒例の儀式みたいなものだ。
仕事場、その隣の食事をしたりする部屋、と戸締まりして、最後にアシスタントの寝室の戸締まりをした。
サッシの窓の鍵がかかっている事を指差し確認している時。
上からドスンという音がした。
かなり大きな音だった。
部屋が揺れたような気がした。
な、何だ?とびっくりして天井を見上げた。その音は上の階で、人が高い所から飛び降りた時のような、天井に響いた音だった。
こんな真夜中に飛び降りたりするとは、なんて迷惑なヤツだ、と思った。
が、はっと気が付いた。
その仕事場は最上階だった。
上に部屋なんかない。
鉄筋コンクリートの屋上があるだけ。
そこで飛び跳ねたって、下に音は響かないだろう。
しかも、立ち入り禁止になっていて、屋上には出られないはず。
そこで飛び跳ねた?
飛び降りた?
どこから?
誰が?
ぞ〜っとした。
まさか、泥棒という事もないだろうが。
気になったから、その後1時間ほどその部屋で様子を見ていたんだけれど、何事もなかった。
かなりでかい音がしたんだけど、一体何の音だったのだろう。
謎の音だった。
音だけがするのって、めちゃくちゃ怖い。

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超・怖い話体験談、その12

マンションMでの話の続き。
仕事をしてる時は、大体CDをかけている。
その日もCDをかけながらペン入れをしていた。
奥さんとK君と、後二人のアシスタントの5人で仕事をしていた。
突然。
「おい」
と声をかけられた。
男の声だった。
え?と言って振り向いたら、オレの隣の机の奥さんと、オレと背中合わせに座っていたK君が、同時に振り向いた。
3人で同時に振り向いていた。
そこには誰もいなかった。
あれ?と三人で顔を見合わせた。
今、おいって聞こえたよな。と訊くと、奥さんとK君は聞こえたと言う。
しかし、同じ仕事場にいた、二人のアシスタントはきょとんとしていた。
彼らには声は聞こえなかったみたいだった。
奥さんが、どこから声がしたか指差してみよう、と言って、せーので指を差した。
オレと奥さんとK君の三人で、ぴたりと同じ場所を指差していた。
オレと奥さんとK君の机で出来た三角形の丁度中心あたりの、天井あたり。
三人とも同じ声を聞いたようだった。
かなり大きな声だったけど、三人にしか聞こえない不思議な声だった。
後で、霊能力者さんに視てもらったら、その部屋はかなり強い龍の通り道、龍道が通っていると言う。
力が強いから、普通の人が住んでいたら、影響を受けてきついよ。と言われた。
あまり住むのには適さない場所らしい。
早速、仕事場を引っ越した。
やはりあのマンションMには何かがいたのだろう。

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超・怖い話体験談、その11

ゼンキの連載が終わり、入院、手術をして、仕事場を引っ越した。
駅前のマンションM。
そこで仕事をしていた頃。
その仕事場は4階にあった。
アシスタントのK君が、ゴミ出しに行って帰って来たら、はあはあと息を切らしていた。
どうしたのかと訊いたら、エレベーターのドアが閉まらなくて、壊れているみたいで使えなかったから、階段を駆け上がって来たと言う。
また?
K君だけが何回もそういう経験をしているのだ。
どれ、様子を見るか。
オレは、K君と一緒にエレベーターまで行って、下へ行くのボタンを押した。
ゆっくりとエレベーターは下から上がって来て、何事もなく4階に止まって、ドアが開いた。
K君と一緒にエレベーターに乗り、1階を押す。
ちゃんとドアは閉まり、1階に着いた。
エレベーターは壊れてなかった。
K君は、あれ?と首を傾げていた。
しかし。
数日後、オレと奥さんとK君ともう一人のアシスタントの4人で食事に行こうとエレベーターに乗った時。
オレは、閉まるのボタンを押した。
ドアががーっと閉まる。
途中で、ドアがガタンと止まった。
そして、ドアは開いた。
え?
4人とも固まった。
オレは閉まるのボタンを押したままなのに。
ドアがまた閉まろうと動き、途中でガタンと止まり、また開く。
K君が、ね、おかしいでしょ、このエレベーター。と言った。
何回もドアは閉まろうと動き、またガタンと止まり、開く。
その繰り返し。
ドアが止まる所は決まって、はば40センチくらいの所。
そう、ちょうど人の肩幅の広さ。
その幅の所でガタンと音を立てて止まる。
まるでそこに誰か見えない人が立っていて、ドアがその人に当たって開いてしまう。
そんな感じだった。
4人で顔を見合わせた。
怖い。
開くボタンを押して、脇の方から逃げるようにエレベーターから出た。
エレベーターのドアは、しばらくは閉まろうと動き、ガタンと止まり、また開いていた。
仕方なく、その日は階段を使った。
帰って来たら、エレベーターのドアはちゃんと閉まっていた。
逆に閉まらないで動いてくれていれば、故障だと思えたのに。
故障ではなかったのだ。
アシスタントのK君は、その後もエレベーターに乗るとドアが閉まらなくて困っていたみたいだった。

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超・怖い話体験談、その10

鬼神童子ゼンキのアニメ化が決まって、声優さんが決まった頃。
夜に風呂に入っていた。
一人で風呂に入って、頭を洗っていた。
鬼神ゼンキは小杉十郎太さんか。かっこいい声だけど、鬼のゼンキって、どうなんだろう。
などと考えながら頭を洗っていた。
「これでいいんだよ」
天井から声が降って来た。
かなりの大声が浴室に響いた。
その声は声優の小杉さんの声とよく似ていた。
うわあっ。ゼンキの声だあ!
超びびって風呂から飛び出した。
奥さんに、今声がしたけど聞こえた?と訊いたら、聞こえなかったと言う。
じゃあオレにだけ聞こえたのか。
本当にゼンキの声だったのだろうか?
でも、確かに聞こえた。瞬間、ゼンキの声だと分かった。
オレは、ゼンキの声だったと今でも思っている。
びびったけど、恐怖は感じなかったような気がした。

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